マンハッタンからも比較的簡単に行ける（GWBから車で約1時間）ハドソンバレー沿いの「ブル・ヒル」で軽い雪山登山を楽しんできました。今回歩いたのはフル・ループで、この日は深いところで6〜8インチほど積もっている感じでしたが、基本的に人気のある場所なのでトレイルはちゃんと踏み固められていてわかりやすく、問題なく歩くことができました。雪山といってもそれほどの高地ではないため雪崩の危険などはなく、同じルートでも夏とは違った景色や山の感触を味わうことができます。
普通の登山靴で登っている人もいましたが、私たちはマイクロスパイクをつけて歩きました。場所によってはアイスバーンが隠れているところもあるため、その方が安心です。ここの駐車場は、いつもは早朝に行かないとすぐに満杯になりますが、さすがに冬は登山者が少なめなので、余裕がありました。
●エリア：Hudson Highlands State Park (NY)
●ルート：Bull Hill Full Loop（半時計回り）
●距離：5.3 mile
●標高差：1391ft
●難易度：🌠🌠
●登山口駐車場：41.426487359850846, -73.96518375752265
駐車場からトレイルに入った後は、すぐにでてくる看板のところから右のWashburn Trail（白いブレーズ）の方へ進みます。
ここから30〜40分はけっこうきつい登りが続きますが、ハドソン川や向こう岸、コールドスプリングの街などを見下ろせるビューポイントがいくつかあるので、気がまぎれます。
この日のハドソン川はかなりの部分が凍っている感じでした。
ピーク手前のビューポイントは、岩に白いペイントで矢印と『NYC VIEW」のサインが書かれているのでわかりやすいです。矢印は、岩に上って景色を見たら、下りてきて左に進めという意味です。
その岩の上からマンハッタン方面を見たところ。
この日も遠くにうっすらスカイラインが見えていました。
後半の下りは、いつもは石がごろごろしているところが雪に覆われてスムーズになっていたので、かえって歩きやすかったです。
川（Breakneck Brook）も表面はほとんど凍っていました。
最後のボードウォークも真っ白。
トレイルヘッドに戻ってきた時、前半の登りの際にかいた汗で湿っていたネックゲーターが凍っていました。当然ですが、氷点下だとこうなります。でも、いつもとは違う景色が新鮮で楽しいハイクになりました。
