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景色のいいジャイアント・レッジ経由でパンサー・マウンテン(キャッツキル35s)に挑戦

ニューヨーク

アップステートNYのキャッツキルで、ジャイアント・レッジからパンサー・マウンテンに登りました。パンサーはキャッツキル35sの一つで、標高は3724フィート(1135m)。途中で通過するジャイアント・レッジ(3217フィート)にはキャッツキルの山々が見渡せるビューポイントがいくつもあります。この景色に惹かれて、特に週末にはカジュアル・ハイカーも含めてけっこうな数の人が集まってきますが、ほとんどの人はジャイアント・レッジ止まりで、その先のパンサーまで行くのは本格的なハイカーだけになります。パンサー・マウンテンという名前の由来ははっきりわかってなく、今はいませんが、昔はパンサーがいたのかもしれません。

●エリア:Slide Mountain Wilderness in Catskill (NY)
●ルート:Giant Ledge and Panther Mauntain Trail (ピストン)
●距離:6.3 mile
●標高差:1981ft
●難易度:🌠🌠🌠
●登山口:N42 01.596 W74 24.223

パーキングは、Rt47の南側から行くとカーブを左に曲がった後すぐの左側で「Giant Ledge Trailhead Parking」のサインがありますが、登山口は少し戻ったところの道の反対側で、カーブの部分にある橋を渡って入ります。

上の橋の写真は渡った直後に振り向いて撮ったもので、右手の向こう側に駐車場の車がみえています。カーブなので、駐車場から道を渡る時には走ってくる車に気をつけて。

少し進むと、地図や入山のレジスターボックスがあり、ジャイアント・レッジへ続く道がはじまります。基本的にはシンプルなルートなので迷うことはなく、最初は黄色いブレーズに沿って歩きます。

別の橋を渡り、ストリームを抜けた後は

石だらけのけっこうな登りがコンスタントに20〜30分ほど続きますが、途中から左に折れて青のブレーズに入るとぐっと楽になります。

この時点で、ジャイアント・レッジまであと0.8マイル、パンサーまでは2.6マイルです。

トレイル沿いには何ヶ所かキャンプ場があり、テントをはっている人たちがいました。
近くには水場のサインも。

最初は緩やかだったブルーの道も、ジャイアント・レッジの手前では少し険しい岩場になります。
でもここを抜けると景色のいいビューポイントが待っています。

ビューポイントは、トレイルを進んでいると右側にでてくるので、好きなところに立ち寄れます。5ヶ所あります。見える範囲や角度が少しずつ違いますが、基本的には同じ方角の景色。この日は晩秋で、すでに紅葉のシーズンは過ぎていましたが、山々は綺麗でした。ただ、ジャイアント・レッジ(巨大な岩棚)というだけあってすぐ下は崖なので、覗き込むと足がすくみます。

パンサーに行くには、そのまま青いブレーズを先に進みますが、最後のレッジ(ビューポイント)をすぎるとすぐにけっこうな下りになります。この時は「せっかく登ったのに…」と思い、前方のはるか向こうにパンサーがみえると「またあんなところまで登らなければならないのか」とちょっとメゲそうになりましたが、実際に歩き続けていると思いのほか近かったです。

もちろん、パンサーのピークまでにはまたしっかりの登りや多少のスクランブルもありますが、3500フィートを超えると山頂付近は環境が変わって松林になるので、松のいい香りがただよってきます。

木が茂り過ぎて、景色がかなり隠れてますが、この辺がサミットのようです。

帰りは同じ道を戻るので

またジャイアント・レッジの美しい景色を見ながら疲れた体を少し休めることができます。

この日は、登山口からジャイアント・レッジまで約1時間、そこからパンサーまでさらに1時間、戻りは1.5時間という感じで、約3時間半で回りました。けっこうな傾斜があるし、スクランブルもあり、「体力を使ってしっかり山に登った」という気になりました。

なお、パンサーは「Catskill 3500 Club」のメンバーとして認められるために、普通のシーズンと冬場の2回登らなければならない4つの山の一つです。Catskill 3500に関してはこちらの記事で詳しく説明しています。

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