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ロッキー山脈国立公園で4つの湖(ニンフ、ドリーム、エメラルド、ミルズ)を一気に堪能

コロラド

●エリア:Rocky Mountain National Park (CO)
●ルート:Nymph, Dream, Emerald, Mills Lakes & Alberta Falls(変則ループ/半時計回り)
●距離:8.59 mile
●標高差:1516 ft
●難易度:🌠🌠🌠
●登山口駐車場:40°18’43.4″N 105°38’45.6″W

ロッキーマウンテン国立公園はハイカーにとっての天国で、たくさんの魅力的なトレイルがありますが、ベア・レイク周辺は立ち入り規制が厳しく、夏は時間枠を指定して事前に予約を取る必要があるので、何度も行き来するのは非効率です。そこで私は、人気の高い必見の3つの湖(ニンフ、ドリーム、エメラルド)に、ミルズ・レイクとアルバータ・フォールズを組み合わせてループ状に歩き、多くの見どころをまとめてカバーしました。

まずはベアレイク脇の登山口から入り、ニンフ・レイク、ドリーム・レイク、エメラルド・レイクと進みます。この日は陽が昇る前から歩き始めたので、最初のストップであるニンフはまだ薄暗く、ハスの浮かぶ湖は、本当にニンフ(妖精)が出てきそうな幻想的な雰囲気でした。

しばらく歩くうちに日が昇り

ドリーム・レイクに着く頃にはすっかり明るくなりました。

インパクトのあるハレットピークをみながらドリーム・レイクの湖畔をさらに進みますが、ここからエメラルド・レイク(3064m)までの登りはけっこうタフで、この日のルートでは一番きつい勾配でした。

でも、これを抜けると上の湖の景色は最高にドラマチックです。

ハレットピーク(3875m)は、ドリーム・レイクでみた時と違い、朝日があたって赤く輝き、エメラルド色の水面に映ったリフレクションもとても綺麗でした。右に見えるのはフラットトップ・マウンテン(3768m)のサイドです。ここから見るとトップがフラットではなく尖ってみえて、ハレットピークの方がよほどフラットに見えますね。

エメラルド・レイクを堪能した後は、ドリーム・レイクまで戻り、
今度は分岐を右に曲がってHaiyaha Cutoff Trailをハイヤハ湖方面に進みます。

途中、美しい山並みや、ミルキーブルーの水たまりなどを楽しみつつ

ハイヤハ湖近くの分岐でロック/ミルズ・レイク方面へ進み、
次の分岐でさらにミルズ・レイク方面に進むと
予期せぬ出会いが…

エルクです!
普通の鹿より大きく、何頭かいました。

そうこうするうちに、ミルズ・レイクに到着。
ここからは、湖の向こうにロングス・ピーク(4346m)、キーボード・オブ・ザ・ウインド(4023m)、パゴダ山(4315m)といったロッキー山脈の勇姿を目にすることができます。ミルズ・レイク自体が3000mを超えているのでそれほど高くみえませんが、どれも富士山をはるかに超える山々です。ちなみにミルズ・レイクの名称は、ロッキー山脈国立公園の父といわれるイーノス・ミルズからきています。

その後はGlacier Gorge Trailを通って最後のアトラクションであるアルバータ滝へ。

静かな湖をいくつも見た後だったので、躍動的な水を見るのは新鮮でした。私の歩いた道とは反対にベア・レイクから時計回りでくれば比較的近いので、そちらからきた人もたくさんいるようでした。

出発が早朝だったため、ベア・レイクの駐車場に戻ってきたのはまだ11時前でしたが、結局、実動時間約5時間、ランチや休憩を入れると6時間という、歩きがいのある盛りだくさんの楽しいデイハイクでした。このルートは、さらに時間的、体力的な余裕がある場合はベア・レイクを回るループも加えたり、ミルズ・レイクの代わりにLake HaiyahaやThe Lochに行ってみるというバリエーションも可能です。

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